1 書こうとしてフリーズ…それ、あなただけじゃない
ブログを開き、タイトル欄を見つめたまま 30 分。
「何を書けばいい? どう始めれば?」とカーソルが瞬くだけで、結局ブラウザを閉じてしまう――そんな夜、俺も山ほど味わった。

いや最初はワイもマジで書けんかった、、、
最初に ChatGPT を触ったときは、**「記事を書いて」**と丸投げしてみた。
返ってきたのは、なるほど流暢だけど“温度ゼロ”の文章。読み返すたびに「俺が書かなくてもいいじゃん…」とモヤッとした。
しかも公開後、「誰も読んでねぇ…」とアクセス解析で自分の足跡だけを眺める始末。
AI が便利でも、魂を入れなきゃ読者は振り向かない
2 ChatGPTの“クセ”を知れば相棒になる
何十回も失敗しながら分かったのは、AI には人間とは違うルールがあるってことだ。
大切なのはここ👇
AI の特性 | 俺がやらかした失敗 | 学んだコツ |
---|---|---|
コンテキスト依存 直前の会話を強く引きずる | 一度に長文プロンプト → 後半の要望が無視される | 要素を小分けにして指示。ステップごとに確認 |
“期待”に全力で合わせる 正しさより“らしさ”優先 | 「完璧な記事書いて」と頼む → キレイすぎて薄味 | “失敗談を入れて”“口語8割で”など具体的に |
空白は想像で埋める =嘘も書く | 引用元を出さず「データ示して」→ 架空統計が混入 | 数字・体験は自分で補い、確認質問を必ず入れる |
スピードは神 が、熱量はゼロ | 脱稿まで5分→誰にも刺さらない | 自分の感情・匂い・場面描写で“温度”を上乗せ |

AIが推測していれてくるのが、意外とありがた迷惑だったり、、、

ほんまもんに優秀な証拠なんよね。けど、特性を踏まえた上で使わなあかんね。
今のChatGPT含め、AIは本当に優秀になった。
けど基本的には変わらない。
彼は、膨大な学習データをもとに我々に最適解を渡そうとしてくれるだけなんだ。
出力結果に不満があってもAIは悪くないよ。入力内容を見返してみて!
3 私が踏んだ“失敗ループ”と脱出プロセス
ついついAIって優秀だから一回で答えを求めてしまうのが、よく陥りがちなやつ。
AIの回答は対話を行うことで、どんどん磨かれていく。
私がはまったのはこんな感じ
- 丸投げ病
- 症状:「俺の転職体験を書いて」で終わり
- 結果:記事っぽいが“履歴書の羅列”
- 表面コーティング病
- 症状:響かせようと難語&丁寧語で装飾
- 結果:自分の口調が消え、ロボ接客みたい
- 一発完成信仰
- 症状:「一度で完璧を…」と長尺プロンプト
- 結果:見出しは的外れ、中身は薄い
解毒剤は“反復”──1プロンプト=1工程と割り切り、失敗するたびに「どこがスカスカ?」「何が足りない?」とAIへ突っ返す。まるでキャッチボールだ。
AIとやり取りをしながら、徐々に精度を上げていくんだ。
焦りは禁物。

なるほどな。AIと対話をしながら、徐々に精度を上げていくのか!

せやでゴリパパ。焦りは禁物や。いくらAIいうたて、指示を出すのは人や。大体指示が悪い。
良い記事を作るには焦りは禁物。
4 実践! “泥くさ対話”5ステップ
ここからは、私が今も回してる手順を丸ごと紹介します。
コピーして名前や経験だけ書き換えれば、あなただけの仕様に!!
ぜひコピーしてやってみてください!
STEP 0 “芯のテーマ”を1行で決めろ
例:30代の転職で感じた「年収ダウン・家族の不安」をどう超えたか
STEP 1 棚卸しプロンプト
あなたは聞き上手のインタビュアーです。
次のテーマについて、私の体験を深掘りする質問を5つください。
テーマ: 30代未経験転職で感じた不安と突破口
質問は短く、回答しやすい順に。
→返ってきた質問に自分の言葉で答える。ここが一次情報の採掘場。
STEP 2 骨組み生成プロンプト
上記Q&Aをもとに、ブログ記事の構成を
1.問題提起 2.共感 3.解決策 4.未来像 5.行動 の順で
見出し5つ+要約100字ずつで作成。
語調はフランク、読者を「君」と呼ぶ。
STEP 3 肉付けプロンプト
【見出し② 共感】を600字で書いて。
条件:
・私が答えた「子どもの教育費が不安」「スキル不足」の具体例を組込む
・会話調を2か所
・数字を1つ入れてリアリティを出す
→見出しごとに繰り返し。足りない熱は自分の実感で補給。
STEP 4 仕上げプロンプト
全文を以下のように整えて:
・語尾の重複を調整
・不要な敬語を口語に
・読者に行動を促す一文を最後に追加
本文:
(ドラフト貼り付け)
STEP 5 ファクト&声チェック
- データや数字:一次ソースを確認、なければ削除
- 音読:自分の声で読み上げ、引っかかる部分をAIに再調整依頼
5 共感を生む“体温”の注入ポイント
- 瞬間描写
- 例)「夜中3時、虹色の進捗バーを見つめて呟いた。“終わらねぇ…”」
- 身体反応
- 手の震え、汗、背筋の寒気…数字より伝わる本音。
- 本音のセリフ
- 家族や上司とのやり取りをそのまま再現。
- 小さな失敗
- 遅刻、提出ミス、泣きながらカップ麺…読者はそこに安堵する。
これらは AI が苦手とする“においのする情報”だ。
君が足すほど、記事は人間くさくふくらむ。
6 行動ライン――今日、キーボードを叩くまで
- テーマ1行を書く
→「昨日一番モヤモヤしたこと」でOK。 - STEP1プロンプトを投げる
→出てきた質問に5分で答える。 - 見出し②だけでも肉付け
→600字=原稿用紙1.5枚。今夜はそこまでで充分。 - 声読みに違和感がなければ公開
→完璧より“自分らしさ”優先。
おそらくこの手順を踏むだけで、ものの30分程度で記事はできるはずだ。
7 まとめ──ChatGPTとともに作り上げるブログ作成法
AI を万能のゴーストライターと勘違いしてた当初、私はアクセス0を量産した。
けれど反復でクセを掴み、失敗談や感情をぶち込んだ途端、PVが上がり始めたんだ。
つまり――
AI は“削り出しの道具”、物語の芯はあくまで君自身
今日のため息、胃がキリッと痛んだ瞬間、その全部が誰かの背中を押すガソリンになる。AI という鏡に向かい合い、何度も形を整え、最後に自分の体温で仕上げれば、記事は必ず動き出す。
だから今夜は「書けない」とブラウザを閉じる前に、まず AI にひと言こう投げてほしい。
「今日いちばん心が動いた瞬間を記事の種にしたい。質問を3つくれ。」
その質問に答えるだけで、明日の君は“書ける人”側に立っている。
ここまで私のブログを読んでいただき本当にありがとうございました。
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