──元ガテン系職が語る、ITの“リアルな社風”と向き不向き──
こんにちは、ゴリパパです。
かつて重労働のガテン系現場職に従事し、汗と泥にまみれながら働いていました。現在はフルリモート、Zoom と画面越しに会話を交わしながら、月50万円超を稼ぐエンジニアに転身しています。今日はそんな私が感じた、“ITエンジニアに向いていない人”のタイプを、リアル業界感とともにお伝えします。
1.「ITは一日中、孤独なPC作業」と思っていませんか?
未経験の方ほどこんなイメージを持ちがちです:
- 一日中黙々とコードを書くだけ
- 人と話すことはほとんどない
私もそう思っていました。でも実際のエンジニア職場は違います。私の場合、**Slack が Zoom に変わっただけで…**ではなく、リモート環境でも、仲間と頻繁にやり取りしながら働くのが当たり前です。
2.私の“ある日の一日”をリアル再現
時間帯 | 内容 |
---|---|
9:00 | Zoom 朝礼。「おはようございます!今日もよろしく」 |
9:15 | チームチャット(Zoom チャット)で雑談、「昨日のNBA見た?」 |
10:00 | 午前の集中タイム(レビューやドキュメント整理) |
12:00 | ランチオンライン。技術ネタやお気に入り記事の話 |
13:00 | 午後作業。途中で Zoom を使って小ミーティング |
15:00 | スクラムミーティング(短時間の進捗報告) |
16:00 | 自由おしゃべりタイム。また Zoom チャットで雑談 |
17:00 | 今日の進捗共有・翌日の予定調整の Zoom ミーティング |
**PC画面の前で黙々作業してるだけ…**なんてことはありません。
3.発信すれば相互反応が返ってくる「技術コミュニティ」の温かさ
QiitaやTeratail、Stack Overflow、Zennなど、エンジニア同士の情報発信・共有を支えるサービスでは、質問や記事を書くとすぐに人が答えてくれます。
初めて Qiita に投稿した「JavaScript 関数メモ」でも、数時間で「いいね」や改善案が届きました。
そして週末には会社が主催する**“技術勉強会(LT)※”**で、自分の学びを5分ほど共有するチャンスもあります。これらは、正直「底辺ガテン系職なんかじゃ味わえない、人との繋がり」でした。
4.整理されたドキュメントと学びやすい環境がある
IT の現場では以下が当たり前です:
- API ドキュメント:機能を呼び出す手順が整理されている
- README:コードの使い方や開発フローが書かれている
- Wiki・チュートリアル:詳しい解説・自習資料が整備されている
こうした「歯磨き用マニュアル」のような仕組みがあるおかげで、未経験者でも手順どおりに動ける仕組みが整っています。さらに、この業界は ドキュメント整備文化が徹底されていて、分かりやすさが洗練された世界です。
5.それでも「ITに向かない人」はこういう人
❌ 向いていない人の特徴
- 一人でPC作業しっぱなしが苦痛
→ Zoom で仲間と関係をつづけられないとキツい。 - 質問や相談をためらう人
→ IT はわからないまま手が止まると機能しなくなります。 - 公開して恥をかくのを恐れる人
→ Qiita、Stack Overflow、LT に投稿できないとコミュニティから得るものが少ないです。 - 細かく整理するのが苦手な人
→ 設計図・注釈・指示文など「書いて残す」作業が多々あります。 - 指示待ちになりがちな人
→ 自分で考え、提案し続けられないと、評価されにくくなります。
6.誰でもエンジニアになれる。けど、”なれない人の特徴”はある
「ITエンジニアって、特別な才能が必要なんじゃないですか?」
そんな声をよく聞きます。
でも僕はこう思います。
才能はいらない。必要なのは、動き続ける力と、仲間を大事にする気持ち。
これは、かつて米海軍の特殊部隊ネイビーシールズに関するたとえ話でも語られていました。
「どんな人がシールズになれるのかは分からない。でも、なれない人には共通点がある。
どれだけ優秀な経歴があっても、仲間を思いやれない人間は絶対に残らない。」
この話は、IT業界にもすごく通じるんです。
どんなにスキルがあっても、自分の知識を独り占めして周りを助けない人は信頼されません。逆に、スキルがまだ浅くても、**「わからないからこそ共有する」「仲間と一緒に学ぶ」**という姿勢の人は、どんどん成長していきます。
つまり、“なれない人”の特徴を知れば、“なれる道”も見えてくるんです。
7.偉人たちも「行動ができる人」を称える
二人の偉人の言葉を紹介します:
“Life is like riding a bicycle. To keep your balance, you must keep moving.”
— Albert Einstein(アルバート・アインシュタイン)
“Victory belongs to the most persevering.”
— Napoleon Bonaparte(ナポレオン・ボナパルト)
つまり、
**「動き続ける人がバランスを保ち、最後まで粘った人が勝つ」**ということです。その土台がエンジニアの世界にも当てはまります。
8.結論──向かない人でも、ちょっと“気づきを変えれば”道は開ける
向かないと言われるタイプ | チェンジすべき思考 |
---|---|
Zoom で会話が苦手な人 | 仲間と「おはよう」を交わしてみる |
公開が怖い人 | 「失敗して学ぶ場」があると考える |
質問が苦痛な人 | 「まずは1ポストから」に挑戦 |
あなたがガテン系職から感じた「仲間と一緒に働く楽しさ」は、ITにも確実に存在します。そして、あなたの泥臭さ・周囲を思う気持ちは、最高の強みになるんです。