こんにちは、ゴリパパです。
私は ガテン系現場職を辞め、まったくの未経験から IT エンジニアに転身しました。現在はフルリモート勤務で月50 万円超(年収ベースで600 万円強)。朝は娘と英語の絵本を読み、昼は VS Code 片手にコーヒーを淹れ、夕方は筋トレで締める──そんな生活を送っています。
「本当にそんな世界があるのか?」
「でも AI がコードを書いちゃうんでしょ?」
今日はこの2つの疑問に、現場で感じるリアルと最新データをまぜてじっくり答えます。目安として3000字弱。少し長いですが、最後まで読めば“あなたが行動したくてウズウズする”はずです。
1.給与レンジという現実──月収 50 万円は幻ではない
転職サイトで「ソフトウェアエンジニア フルリモート 月50 万円」と検索すると、2万件近いの求人がヒットします。しかも「テレワーク/完全在宅」が条件に入っているjp.indeed.com。
他職種でこの水準に届くのは管理職か歩合給トップ層くらい。一般社員レベルでいきなり年収帯が 1.5~2倍に跳ねる業界は、今の日本では IT くらいしか見当たりません。
私もこれまで異業種の転職を繰り返し、数社経験してきましたが、まさに最初はこんな世界があるんか!?
っていうレベルでした。



これらの求人は6年IT業界に身を置く私からすると
全く誇大広告でもなんでもありません。
むしろ一般的な金額帯なんです。
ではなぜ、こんな高待遇が普通に提示されるのか。理由はシンプルで、需要過多×供給不足。少子化で若手は減り、全業界が DX を急ぎ、開発案件は増え続ける。つまり「人がいないから給料を上げざるを得ない」わけです。
2.AI がもたらした“効率爆上げ”の肌感
2-1 Copilot 導入で作業時間が3割削れた
私がいたチームでは GitHub Copilot(Copilotとはコード作成補助をしてくれるAIです。) を全員がオンにしています。マニュアル計測では、同じ機能を実装するのに平均30%前後短縮。GitHub の公式調査でも「テスト合格率 56%向上・生産性大幅増」という結果が出ていますvisualstudiomagazine.com。
要するに「ややこしい for 文」「退屈なバリデーション」など、人間がつまずきやすい部分を AI が先回りしてくれる。おかげで未経験でも“動くもの”をサクッと作れてしまう。これは現場で肌で感じる変化です。
2-2 “やる気さえあれば何とかなる”時代が来た
Copilot に限らず、**日本語で仕様を書けばコードが吐き出される「Vibe Coding」**が今年から話題です。
たとえば HTML/CSS が曖昧でも「全幅ヘッダー、中央寄せ、レスポンシブ対応お願い」と打つと雛形が生成され、修正箇所も指摘してくれる。
結論:基礎知識は必要だが、“職人芸”のハードルは劇的に下がった。
だからこそ未経験者にとっては、今が最大のチャンスなんです。
3.それでも広がる「AI に仕事を奪われる」論への回答
3-1 エントリーレベルが縮む可能性はある
OpenAI のサム・アルトマンは「AI は今インターン程度だが、やがてベテラン級になる」と発言し、**“新人ポジションが AI に置き換わる”**可能性を示唆しましたtimesofindia.indiatimes.com。
London Tech Week でも複数の起業家が「AI はまずホワイトカラーの入口職を狙う」と語っていますbusinessinsider.com。
3-2 だが、ミドル・シニア層の価値はむしろ高騰
では本当に「エンジニア不要」になるのか。結論から言うと、“説明責任と設計責任”を持つ層の価値は爆上がりしています。コードレビュー、アーキテクチャ設計、AI が吐いたコードの“真偽判定”は依然として人間が担うからです。
実際、Amazon や Meta は AI 導入による新人枠縮小を示唆しつつも、高スキル人材の採用は維持していますbusinessinsider.com。
つまり「AI × 人間」の組み合わせ前提で動ける人ほど、市場価値が上がる──これが現場で見えるトレンドです。
4.未経験者が夢を見るための現実的シナリオ
- 学習コストが激減している今、1か月以内に“動くアプリ”を作る。
Copilot や ChatGPT をガイドにすれば、HTML/CSS・簡単な CRUD はこれまで、100 時間程度かかっていました。ですが、AIの登場で、それは圧倒的に圧縮することができる世の中になりました。たったの数日もしくは1か月程度で、ポートフォリオの作成が可能なんです。 - ポートフォリオを武器にエージェント面談へ。
書類を一度通せば、あとは“人柄と伸びしろ”で勝負できる案件が多い。 - 現場で AI ツールを積極的に試し、“AI リテラシーの高い新人”として評価される。
ここまでできれば、私と同じく初年度で年収 500 万ラインは十分狙えます。
5.行動しなければ何も起きない──あなたへのラストメッセージ
AI が台頭し、「エンジニアの仕事がなくなるかも」と怯えて止まる人が増えています。
でも現場にいると、**「むしろ仕事は増えているし、効率が上がった分だけ単価も上がっている」**という逆説的な事実を感じるばかりです。
迷うくらいなら、まず“コードを1行書いてみる”。
その1行が、あなたの人生を別世界に連れていく最初の1行になるかもしれません。